カテゴリー「技術」の3件の記事

2007年9月13日 (木)

WiMAXか?PHSか?次世代高速無線サービス

総務省は、9月10日から2.5GHz帯の電波を利用した新しい高速無線サービス(BWA)の事業免許申請を受け付ける。今回は全国エリアでサービスを行う事業者2社、地域単位でサービスを提供する事業者に免許を割り当てられる方針だ。全国サービスは主に移動体通信サービス、地域向けにはDSLや光ファイバを補完する固定通信の新たなインフラとして利用される見通しとなっている。

今回の免許交付では、特に全国サービス向けの2つの免許を巡って、携帯電話や固定通信事業者などの複数のグループが推進する「WiMAX」(IEEE802.16-2004/IEEE802.16e:モバイルWiMAX)ウィルコムが推進する「次世代PHS」が本命として注目されてきた。

総務省では、BWA免許の交付条件として主に以下のものを示している。

・交付から3年以内にサービスを開始し、5年以内に人口カバー率50%を達成すること

・無線設備の開放(オープンなビジネスモデルの構築)

・第3世代携帯電話事業者のBWA事業者へ出資比率を3分の1以下とする

・国際的な通信方式、技術の採用

このうち3番目の条件については、当初単独で参入を目指していたNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス(イー・モバイル)が条件に合致しなくなったため、各社とも連携に乗り出した。ソフトバンクモバイルイー・アクセスは事業化の共同研究という形で提携を行い、NTTドコモアッカ・ネットワークスと資本を含めた提携を決めた。残るKDDIは正式発表がなされていないものの、メーカーや金融機関など異業種との提携が一部で報じられた。

4番目の通信方式は、携帯電話事業者を中心としたグループがWiMAXを計画しているのに対し、ウィルコムは「次世代PHS」で参入を計画する。WiMAXは、世界各国の通信事業者や機器メーカーなどの手で標準規格化が進められている。一方、次世代PHSは主に国内で開発が進められてきた。

ウィルコムは、既存のPHSがITU-Rで承認された国際標準の規格、東南アジアを中心にサービスが提供されている――などの事実から、次世代PHSも国際的に通用するものと訴求する。

以上がニュースの内容です。

でも総務省WiMAXを選択すると大変だね。なんたってWiMAXのハードウェアの中身はみんなイスラエルのAlvarion社がつくったもので、国産のWiMAXのハードウェアってないらしい。そんな中で3Gのキャリアは単独では参入できないという縛りまであり、まあウィルコムは当確としても、残り1枠は結局WiMAXなんだろーね。

当初言われていたほどモバイルWiMAXがすごくないということが段々判ってきているのに、方式の名前の響きだけで選択すると大変なことになるぞ~。ウィルコムだけ認定して、もう1つはいっそのこと該当無しにしては如何でしょうかね。

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2007年5月31日 (木)

NHK技研公開 2007 その2

先週行ったNHK技研公開の話のつづき。。。。

Cimg1790_640 SNG用メッシュパラボラアンテナ です。

14GHz帯 (Kuバンド) のアンテナですが、SNG用に折り畳めるというのが特長ということですが、どうなんでしょうかね?? お化け傘のようです。

民間の某電機会社では大きなスーツケースのような形の可搬型VSATシステムなども作っていますから、どちらが便利なのでしょうか。

確かにアンテナ利得を稼ぐ為にサイズも開口径1.5mというなかなか大きい割には重量25kgとそこそこ軽量だとは思います。

まあSNG用途じゃ需要も知れていますので、この用途だけならコストは気にしなくても良いし、外に固定して設置しないので、風速による強度もそれほど考える必要もなさそうです。風が強くなったら傘みたいに閉じてしまえばよいのですから。 それじゃ大雨強風の災害時などは現地の中継では使い物にならないかもね。

ちなみに1.5mクラスの 14GHz (Kuバンド) のアンテナならば、北米ならば$200~$300 とかなり安く買えますが。

Cimg1793_640 ただしNHKだけじゃなく、がんばって民間放送会社や海外にも販売してコストダウンできれば普及するかもしれませんよ。 それもSNGだけじゃなく普通の通信用にも使えそうですからね。

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2007年5月30日 (水)

NHK技研公開 2007 その1

先週土曜に NHK技研の公開をみてきた。  出張で行ってもよかったが、忙しくて結局土曜に個人的にいくことにした。その方がしがらみもなく、のんびりみれる。

土曜は朝から暑く、開場にも大勢の人が 詰めかけていたが、やはり土曜日、子供連れが多い。見て判る子供を連れてきているひとはいいが、どう考えても親が見たいので連れてきたって感じの家族もいますね。

目玉はスーパーハイビジョン。 毎年改良されているようだが、今回はまじめに並んでみた。 有馬記念の映像と空撮の映像。  私は一番前の席の左だったので、斜めにみたような感じで、早い動きは自分の動体視力がないからぼやけているのかな?っと思っていたけど、今週、別に見に行ったひとに聞いたら、単に速い動きにハイビジョン映像が対応できていないだけでは?と言っていた。

でも私は止まっているものの映像や富士山の映像は吸い込まれるようでよかったと思います。でも有馬記念の映像撮るのに多くのハイビジョンカメラを設置して金かけているね。 今回はどうして競馬なの??とNHKの人に聞いてみたい。

Cimg1772_640_1 21GHz帯(Kaバンド)を使った放送については毎年進捗を発表しているけど、果たして日本で実現できるのだろうか。 日本は特に他の国よりも梅雨などがあり降雨減衰量も大きく、今だって 12GHz帯のBS放送は大雨降れば使いものにならない地域もあるのに。

地上デジタル放送も徐々に普及し始め、BSデジタル放送もあるのだから、21GHz帯のサービスを開始しても何を配信するのでしょうかね。

さらにアンテナもBSパラボラとは別に用意しなければならないし、CSでスカパーもやっていて、ベランダに3つもアンテナ付けるのもね~。

北米では 高画質の放送用にやはり Kaバンドの放送を Kuバンドとは別にやっているけど、アンテナは共通にするように衛星の位置も考え、受信コンバータもこれらを全てを受信できるようなものになっている。

日本の場合、スカパーやJSATはともかく、民間ではないNHKがここまでやるのでしょうかね。

Cimg1773_640 それよりこの実際の実験は これから打ち上げるWINDS衛星を使ってやるとのことだが、放送よりも通信を優先してやってほしいな。 放送と通信の融合の話はいろいろあるけど、衛星を使った高速大容量のインターネットアクセスは魅力があるはずです。 Kuバンドより高速で大容量が使えれば、光ファイバーやADSLが普及できない地域には効果があります。

実際、WildBlue というKaバンドの衛星インターネットサービスが米国では普及していますしね。

NHKはWINDSで実験後は、この為に別に衛星を打ち上げるつもりなのでしょうか? これを聞くのを忘れた。

Cimg1774_640

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